《 後援会発足 》
本校は、これまでPTAと呼ぶ組織がありました。
このPTAの活動内容の中に、PTA独自の計画実施による事業がいくつもありました。例えば講演会や海城寺子屋などユニークな活動をしています。そのPTA活動の支出項目の中に「学校活動補助費」の項目がありました。文字どおり部活動関係や生徒会活動等の補助を行う分野があります。この分野は、従来から他に比して支出分野が異なるのではないという指摘が会員からもありました。本校のPTA成立のいきさつからも、過去に教育活動援助と純粋のPTA活動が混在するような経過があったと聞いています。
そこで、年度初めから両者の分離を意図し、PTA活動分野の組織と教育活動の援助を行う組織を分離する作業を進めて参りました。今回、10月20日に「海城中学高等学校後援会」の設立総会が開かれ、会則や組織等が承認されました。
ここに後援会が発足したことになります。
後援会会長には尾上 篤・前PTA会長が就任しました。
後援会の事業としては、これまでPTAとして行ってきたものをそのまま引き継いで踏襲していくことになります。新しいことを始める予定はありません。
ただ、後援会の「目的」には、教育の充実と学校の発展を図ると言う文言がありますので、卒業生など篤志家によって寄付があった場合など、学校の発展のために大きなことを行うということが起こりうると考えており、期待もしています。
卒業生の保護者の方が多数ご入会いただき、学校の発展のためにご声援を下されば心強いことになると期待し、この会が大きく発展することを念じております。
校長 和 田 征 士